ゼロトラストセキュリティとは、従来の境界型セキュリティモデルとは異なり、
社内・社外を問わずすべてのアクセスを信頼せず、検証することを前提としたセキュリティモデルです。
クラウドの利用など、変化する現代の複雑なIT環境に対応する効果的なセキュリティ対策を実現します。
ゼロトラストセキュリティと境界型セキュリティの違い
境界型セキュリティは、外部の攻撃から組織を守るために社内ネットワークの境界を重点的に対策し、境界内は安全であるとするセキュリティモデルです。一方、ゼロトラストセキュリティは、「何も信用しない」という概念の元、社内・社外を問わずすべてのアクセスに対して認証・検証することで、より広範囲にセキュリティを強化するというセキュリティモデルです。
なぜ今ゼロトラストが必要なのか
働き方改革や新型コロナウイルス感染拡大防止などの対応として、リモートワークの導入が増え、社外から社内ネットワークに接続するシーンが増加しました。また、クラウドサービスの利用が一般的となり、社内システムを外部クラウドサーバーへ配置するケースが増えています。 クラウドサービス利用拡大にともない、ファイアウォールなどに通信負荷が集中してしまうといった課題もあります。守るべき資産が分散している昨今の状況における新たなセキュリティ対策として、ゼロトラストセキュリティが注目されています。
サービス項目
カテゴリ | 主な提供機能 |
---|---|
ネットワークセキュリティ (SASE) |
【SWG】 https通信の復号、URLフィルタ、アンチウィルス・サンドボックス 【ZTNA】 リモートアクセス 【CASB】 クラウド利用状況の可視化 【DLP】 データ漏えい防止・阻止 【RBI】 リモートブラウザ分離 |
エンドポイント セキュリティ |
【EPP】 マルウェア検知・遮断 【EDR】 攻撃検知・事後対応 【MDM】 デバイス管理・ポリシー管理・アプリ管理 |
アイデンティティ セキュリティ |
【IDaaS】 認証・認可、シングルサインオン、デバイス認証、多要素認証 |
セキュリティ監視・運用 | 【SIEM】 あらゆる機器からのログ集約・分析 【SOC】 驚異の検出・ログ分析・対応 |
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特長・選ばれる理由
- クラウド・ネットワークからセキュリティまでトータルでご提案
お客さまのネットワーク構成や今後のクラウド利用に応じ、お客さまの環境に適したゼロトラストセキュリティソリューションをご提案します。
通信事業者として、クラウドやネットワークを組み合わせたゼロトラストセキュリティを提供することが可能です。 - 運用代行・監視・保守までご提供
各ベンダーと協業し、ゼロトラストセキュリティサービス導入後の運用代行・監視・保守まで一任いただけます。
- お客さまに合わせてカスタマイズ
現在のネットワーク構成を確認し、必要に応じてカスタマイズが可能です。必要最低限の機能のみを選択して、スモールスタートも実現できます。最新のセキュリティトレンドに合わせたサービスをご提案します。
- 豊富な導入実績
当社がこれまでに培った豊富なセキュリティ導入実績を活かし、お客さまのニーズに最適なソリューションをご提案します。
QTnetにはCISSPや情報処理安全確保支援士などの国家資格を保有したセキュリティ専任担当者が在籍しており、安心してご相談いただけます。
よくあるご質問
1つのゼロトラスト製品だけではなく、複数の製品やサービスの提案も可能ですか?
はい、可能です。お客さまの課題に合わせて複数のサービスを組合わせたソリューションをご提案します。
ゼロトラストを実現するためには、全てのサービスを導入する必要がありますか?
全てのサービスを導入する必要があるわけではありません。組織によって抱えている課題や強化すべきポイントが異なるため、自組織の現状を分析したうえで、導入サービスを検討する必要があります。どこに課題があるのか現状分析からお手伝いいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。