あなたの県は大丈夫?
地震保険料からわかる安心県はココ!

  • 本記事は2020年3月時点の情報です。記事で取り上げた地震保険料、地震動予測は、都度更新されています。

1. 保険から見る自然災害に強い県は?

1.1. 都道府県で異なる地震保険料

都道府県で異なる地震保険料のイメージ図

自分の住む場所で、近いうちに震災が起こるかどうかを予想するのは難しい。しかし一つの指標として、地震保険料は参考になるかもしれない。実は地震保険料は都道府県で異なる。その料率が2019年1月に改定され、全国平均で3.8%値上がりした。これは、東日本大震災の地震を踏まえ、政府の研究機関が作成する震源モデルが見直されたことによるものだ。

出典:地震保険料率算出機構 地震保険基準料率届出のご案内

1.2. 保険料から推測する震災リスク

木造建築の保険料比較グラフ

木造建築の保険料を主要都市で比較してみよう。東京都は最高価格帯の38,900円。大阪府はそれより安く22,400円。一方、福岡県なら11,600円。福岡と東京を比べると3倍以上の開きがある。この差が震災リスクに正比例するわけではないとはいえ、保険料の安い福岡はひとまず安心県と呼べるのかもしれない。

出典:財務省地震保険制度の概要

2. 30年以内に震度6弱8%の県とは?

2.1. 確率80%トップ3は関東

政府の地震調査研究推進本部が作成した「全国地震動予測地図」によると、今後30年以内に震度6以上の地震が来る確率が80%以上と予測されたのは、千葉、茨城、神奈川の3県。トップ3が関東に集中している。震度6弱以上の強い揺れを伴う地震が起きると、耐震化されていない建物は倒壊などの被害が出るとされている。

2.2. 確率50%以上なら、さらに10県

地震動予測グラフ

さらに震度6以上の地震が来る確率50%以上の予測となると、高知、徳島、静岡など10県にのぼる。ちなみに三大都市圏では東京都48%、名古屋市46%、大阪市56%である。 一方、QTnetが本社を置く福岡市は8%と予測されている。決して0%ではないが、かなり低い確率とは言えるだろう。

出典:全国地震動予測地図(2019年1月修正版)

震度6以上の地震が来た場合の交通事故や火災に遭う確率のグラフ

交通事故や火災に遭う確率より高い

震度6以上の地震が来る確率50%以上とはどの程度の数字なのだろう。一般的に、30年以内に交通事故でケガをする確率は24%、火災に遭う確率は1.9%といわれる。それよりはるかに高い確率で、生きているうちに大地震に見舞われる恐れがあるということだ。

出典:J-SHIS地震ハザードステーション

3. 福岡の魅力、知っと〜と?

3.1. 街としての福岡の魅力

街としての福岡の魅力イメージ図
街としての福岡の魅力イメージ図
街としての福岡の魅力イメージ図
街としての福岡の魅力イメージ図
写真提供:福岡市

福岡の魅力は全国的に知られている。web投票によって決める「全国住みたい街ランキング」で5位、不動産会社が毎年で実施している「住みここちランキング」では堂々の1位を獲得している。

交通アクセスが良いのアイコン

交通アクセスが良い

アジアや九州の玄関口ともいわれ、交通網が発達している。例えば空の玄関口・福岡国際空港は都心に近く、JR博多駅へも地下鉄に乗ればわずか5分で到着。国内便は札幌から沖縄まで飛び、主要都市への日帰り出張も可能。

ビジネスに最適な土地のアイコン
ビジネスに最適な土地

福岡市には主要ベンダーの支社や保守拠点が多く、資機材の調達やエンジニアの確保が容易にできる。国内外からの企業進出やスタートアップ誘致にも積極的で、政令指定都市の中でも人口増加率はNo1だ。アジア主要都市へのアクセスがよいことや、賃料などのビジネスコストが比較的低いことからも全国の企業から注目を集めている。

出典:なぜ「福岡市」には、国内外のスタートアップが集まるのか?

食文化が豊かのアイコン
食文化が豊か

ラーメン、もつ鍋、辛子明太子など豊かな食文化も魅力。安くておいしい庶民の味が楽しめる。

首都圏に比べて震災リスクの低い福岡市。
コンパクトシティで交通アクセスの良い福岡市。
福岡市に拠点を置くQTnetにビジネスのお困り事は何でもご相談下さい!

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